まだ行ったことがない未知の庄内地方を訪ねて…

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全国の観光地や観光名所をほとんど制覇したが、酒田や鶴岡などの庄内地方には一度も行ったことがなかった。意識的に避けてた訳ではないが、縁がなかったのか、または行こうと云う気持ちがなっかたか、いぜれにしても庄内地方は未知の領域だった。東京を新幹線で出たのは朝の7時頃で、その前に山形の牛肉弁当の駅弁を買って新幹線に乗り込んだ。妻は駅弁をツマミに焼酎を飲んでいたが、私は新潟でレンタカーを予約しているので、妻に付き合っていられない。またそれほど酒も強くなかったのも事実だ。酒田や鶴岡に行くのに何故、山形新幹線で新庄駅行かないにか不思議に思われると思うが、深い意味はなく村上市にも行ってみたかった。

奇岩や岩礁そして洞窟などが続く11kmも続く海岸「笹流れ」

東京を出たときは雨が降ってなく、陽がさしていた。でも新潟に着いた頃から雨が降り出した。レンターカーに乗り村山に着いた頃には本格的に振り出した。その為、村山市の観光スポットになっている「笹流れ」も観ることなく素通りに近い状況で後にした。この「笹流れ」は、日本屈指の透明度を誇り、なんと11kmも続く海岸が続き、日本海の荒波により浸食でできた奇岩や岩礁そして洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、豪壮な景観は国指定の名勝及び天然記念物となっている。村山を過ぎた頃から雨足は屁げしくなり、車のワイパーが激しく動き、辛うじて視界を作っていた。2時間くらい経った頃、ようやく鶴岡に着いた。

雨の中、御朱印ももらえず神社仏閣を眺めていた

しかし雨が激しく、車から出るのも億劫になる始末。ところが御朱印をもらうのも今回の目的っでもあったが、もう御朱印ところではない。御朱印をもら予定していた神社仏閣のまでただ車を停めて呆然としているだけだ。4〜5件の神社仏閣を眺めているだけだった。車は今日の宿舎である湯野浜温泉に向かっている。酒田市内で小腹も空いたので、酒田ラーメンを探した。少し小降りになったのか、道ゆく人に話を聞ける余裕ができた。酒田ラーメンの旨い店を教えてもらい店に入った。酒田ラーメンは好みだと思うが、特別旨いと思わなかった。もっと旨い酒田ラーメンの店はあるはずだ。ホテル着き早速温泉を身を委ねた。意外と狭く、わざわざ東京から来て入る温泉ではなかった。この湯野浜温泉は、海亀が砂浜に湧出する温泉で、傷を癒すのを見て発見されたと伝説が残り、亀の湯と呼ばれる古湯。歴史は天喜年間(11世紀)に開湯され、歓楽地の温泉として栄え、上ノ山(山形)、東山(福島)と並び奥羽三楽郷の一つに数えられる。これだけの温泉だけにがっかりした。ただ夕食は満足した。炉端焼きで地元の海産物を焼いて食べたが実に美味かった。温泉の狭さは夕食でチャラになった感じ。

新庄に行ったのが間違いと気づくのが遅かった

翌朝、まだ雨は降っていた。とりあえず山居倉庫を見学したあと、ふと気が変わった、そうだ新庄にも行っていない。じゃ新庄に行こう、と新庄に向かった。これが大きな間違いだとまだ気づいていない。とにかも雨の中、2時間も掛け新庄に着いた。その時気づいた「あ!行けねえ」。新幹線は新潟発が15時10分だ。酒田から心情は2時間かかった。酒田新潟間も2時間はかかる。新潟までは合計4時間かかる。これでは間に合わない。こうなれば違反しても新潟には15時まで着きたい。車はレンタカーの1300cc。自分の車のようにはスピードは出ない。こうなればスピード違反でも捕まっていいと思えた。何しろの田舎の道路なので一車線だ。信号に捕まれば4〜5台前に並んでいる。そうなれば先頭で待っている車の前に出るしかない。対向車が車えに先頭に出る。これを何度となく繰り返しようやく新潟に着いた。しかしレンター屋に車を返している間に、新幹線は出てしまった。新潟駅で駅員に事情を話に次の新幹線に変更を依頼したが、この新幹線の切符は払い戻しが効かない特別な切符らしかった。飛行機でも一度経験している。飛行機の場合は完全にフライトの時間を勘違いをしていた。だが飛行機の場合は完全にプロパーな料金なので驚いた。1泊2日の小旅行だったが、いいことは炉端焼きしかない旅だった。

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