那須高原は、過去何度となく訪れていたが、過去に一度しか泊まったことがなかった。しかし今回は仕事絡みのホテルから宿泊券を押しつけられた。偶然に以前に泊まったホテルの宿泊券だった。土曜日の都合の良い日に予約を入れて那須に向かった。東北道は意外と空いていたが加須ICでおりた。長年集めている御朱印を貰うためである。話は変わるが「加須」という字を初め見た時は読めなかった、「かす」としか読めない。この加須は「鯉のぼり」と「うどん」が名物で、好きな街でもあるので以前から何度となく訪れていた。次の向かったのは佐野である。佐野はゴルフの帰りによく寄った街で、やはりラーメンが目的である。しかし佐野ラーメンは飛びっきり旨いラーメンは食べたことがない。いつもこれが佐野ラーメンか？と首を傾げたくなるラーメンばかりで、なかなか旨い佐野ラーメンにはありつけない。旨い佐野ラーメンにありつきたくて、今回は事前にネットで調べて行った。その店は確かに旨いラーメンだった。
6間もあるゴージャスな部屋な部屋に案内されたが、弄ぶのでしまう
佐野から那須湯本に向かった。東北道で宇都宮から那須ICまでは近いイメージがあるが、意外と遠い。出口を出て車を走らせる。見慣れた景観が左右に広がる。この道路も那須湯本までは意外と長く、いつも驚かされている。ようやく那須湯本の街並みがみえてきた。目的のホテルは案内看板が出ているので問題なく辿り着けた。このホテル歴史は古そうだが、詳しいことは分からない。ただ宿泊棟は５棟あり、それぞれが趣を変えていた。それぞれのホテルに駐車場が備えてあるが、ホテルの胸が分からない。たまたまホテルの従業員らしき人が歩いていたので尋ねた。ようやくホテルの棟も分かり
フロントに行った。フロントには黒服を着ている人がいた。宿泊券を提示した。それがなんと当社と仕事をしている担当の支配人だった。しかも重役でもある。挨拶を済ませ部屋に案内される寸前に「少し待ってください」と呼び止められた。「もっと良い部屋を用意しますの」。我々としては部屋はあまり拘っていなかった。極端いえば寝れれば良いのだ。だが通されたのは、特別室で部屋数の6間もあるゴージャスな部屋である。二人では弄ぶ感じだ。
バイキングは想像以上に良かった。カニとステーキを思い切り食べた
夕食前に温泉に浸かった。浴室は湯気で先が見えない程だが、想像してたより人が多い。しかも団体客らしく、和気藹々とした雰囲気が漂っていた。温泉は弱アルカリ性単純温泉で、躰が温まり、日頃の喧騒を忘れさせてくれる温泉だ。温泉から上がり寛いでいたら食の予約を入れた時間になった。食事が大宴会場のような場所でバイキングスタイルだった。まず生ビールを頼んでから、料理を取りに行った。まずはカニとステーキを皿に取り、テーブルに戻った。席について間もなく生ビールがきた。まずは一気に飲み干した。ビールは旨いけど腹が張ってしまうの難点だ。カニに手をつけたが、なか中のカニだ。いつものことだが、近くのテーブルの客と雑談するようになっていた。「どちらからいらしたのですか」お決まりの言葉に返答して、笑顔を見せていた。いつも思うのだが、何故見知らぬ人に笑顔を見せるのだろうか。つまらぬ疑問を感じていたら、小1時間が過ぎた。席を立ち部屋に戻った。部屋から見る夜の景色は駐車場だけだった。それは当方にとって幸いだ。実は車を変えてから、まだ2週間の新車」なので、時折駐車場を見下ろせるからだ。
福島の白河の名物、とら食堂のラーメンを目当てに行ってみた
何ごともなく朝を迎え、朝食をとってホテルを出た。昨日の支配に挨拶をするつもりだったが、支配人は生憎休むだった。他の従業員に伝号を頼みホテルを出た。ホテルを出たのはいいが、那須ではもう見る所もなく、福島の白河に向かった。目的は白河ラーメンの「とら食堂」だ。このとら食堂には縁がなく、過去に三度ほど立ち寄ったが、全て駄目で縁がない店なのだ。ナビ通りに山道を走り30分くらいで、とら食堂に着いた。店は開店だが、もう10人ほど待っていた。でも今日はなんとか食べられそうだ。40分程待って店に入れた。早速ラーメンを頼んだ。その間、他の人が食べているのを盗む見した。なんとかく旨そうなラーメンだ。間もなくラーメンが運ばれてきた。まずはスープから…。甘りんも期待が膨らんでいたせいか、可もなく不可もなくって感じだった。今日食べられたことで、もう願望はなくなった。多分もう白河に来ることはないだろう。
急遽、宇都宮の餃子が食べたくなり、予定にないコース変更をした
東北道を走り帰路をついた。宇都宮の標識が目に入ったので、急遽宇都宮で降りることにした。もちろん目当ては「餃子」である。著者も昨今の餃子ブームに乗り、餃子を食する機会が多くなった。ラーメンもそうだが、餃子もその街の店なら全て旨いとは限らない。やはりリサーチが必要だが、しかし今回も思いつきで宇都宮に立ち寄ることにしたので、リサーチはしていない。宇都宮ICで下車したのが16時だが、宇都宮市街に向かった。このインターから宇都宮駅までは約22kmもあり、意外と時間がかかる。時間も押していたので、目立った餃子屋があったなら、取り敢えずはその店に入ろうと思っていた。駅前の駐車場に車を停め、目に着いたのが、宇都宮でも数店舗をもつチェーン店で、名前も良く売れていた店があったので、躊躇もせず店に入った。店は満席で10分程待たされた。早速、店で食べる分とテイクアウト用の餃子を頼んだ。間もなく餃子が運ばれてきた。まずは一口頬張る。確かに名が売れているだけあって、餃子は旨い。悔しいのは、車なのビールが呑めない。これは車で来た定だと諦めた。とにかく家に早く帰って餃子を食べ、ビールを豪快に呑みたい。
